
株を持つメリットは、インカムゲイン、キャピタルゲインを得られるかもしれないということだけではありません。
株式を発行する企業は資金調達と株主という企業の持ち主を大事にするために様々な特典を用意しています。
そのひとつが株主優待制度です。
まだ株式投資が一般の方に馴染みのなかった頃には、株主優待制度を充実させている企業は少数でした。
しかし個人株主や一般の主婦なども株主となることが多くなってきた昨今では、特にエンドユーザー向けに商品を製造・販売している企業などではとてもユニークな株主優待制度を設けているところもあります。
企業には決算という自社利益や損失を確定する時があるのですが、その決算期末に単位株を保有している株主に株主優待制度を受けられる権利があります。
優待内容は企業によってまちまちです。
鉄道会社なら無料パスを出したり、興行会社ならイベントへの招待券を出すこともあります。
さらに株主になっているとただでその企業の株をもらえる場合もあります。
これを無償増資といいます。
会社は自らの資本を増やしたい場合、増資という手段をとる場合があります。
これは現在発行している株式を分割するものです。
例えば、企業が株式を1.2倍に分割した場合、1,000株の株を持つ人は、その持ち株が1,200株に増えたことになり、200株をただでもらえたのと同じということになるわけです。
さらにある一定量の株=単位株を持つ株主は企業が開催する株主総会に参加することができます。
そして企業の意思決定に対して賛否を表明することができるのです。
これはその企業に一定額以上を投資している投資家にとって、その企業が何を行なおうとしているのかを知り、その動きに賛同したり、牽制したりする当然の権利です。
さらにもしも企業の過半数の株を持てば会社を経営する権利を持つこともできるのです。
またあまりあっても嬉しくないことですが、株主は株を持つ企業が倒産すると残余財産の分配を受ける権利も有しています。
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